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ゲートウェイ ネットワークについて
集中管理された Hamachi ゲートウェイからネットワーク全体への透過的アクセスを提供するにはゲートウェイ ネットワーク タイプを使用します。 モバイル ワーカーなどのゲートウェイ ネットワークのメンバーからは、1 台のコンピュータが LAN 全体に対するゲートウェイとして機能し、すべてのネットワーク リソースへのアクセスを可能にしているように見えます。
ヒント: 理論的には、モバイル LAN アクセスを可能にする場合にもハブ アンド スポーク ネットワークが適しています。ただし、すべての共有リソースも Hamachi クライアントを実行し、ハブとしてセットアップする必要があります。 これらの共有リソースが Hamachi 互換のオペレーティング システムを使用するサーバーであれば、それでも問題はありません。しかし、現時点では Hamachi をプリンタ、ルータ、アクセス ポイントなどのネットワーク デバイスにインストールできないため、ゲートウェイ ネットワークが最善のオプションになります。
重要: Mac ホストはゲートウェイ ノードとして機能できません。
特徴
ゲートウェイ ネットワークは、メッシュ ネットワークとハブ アンド スポーク ネットワークを複合したものです。
- ハブ アンド スポーク ネットワークと同様に、1 台のコンピュータがハブ (ゲートウェイ) のように機能し、メンバーはスポークのように機能する
- 存在できるゲートウェイは 1 つだけであり、通常は LAN に接続された常時オンライン状態のサーバーである
- Hamachi クライアントを実行していないネットワーク デバイスであってもメンバーと見なすことができるので、メンバーの数は事実上無限である
- 各メンバー (Hamachi クライアント) は、ゲートウェイおよびゲートウェイの LAN の他のメンバーを認識する
- Hamachi クライアントはゲートウェイ ネットワーク内では相互を認識しない
制限事項
技術的およびセキュリティ上の理由で、ゲートウェイとメンバーの両方に対する厳密なルールがあります。
- ゲートウェイを他の Hamachi ネットワークのメンバーにすることはできない
- ドメインのメンバーであるワークステーションをゲートウェイにすることはできない
- Hamachi ネットワーク ブリッジは DNS および DHCP サーバーを妨げるため、ゲートウェイが DNS または DHCP サーバーであってはならない
- メンバーは複数のゲートウェイ ネットワークに参加できるが、オンラインになれるのは一度に 1 つのネットワークだけである ゲートウェイ メンバーは、複数の非ゲートウェイ ネットワークのメンバーになることができる
ゲートウェイ ネットワークでの Hamachi クライアントの役割
- ゲートウェイ ネットワーク メンバーおよびゲートウェイ デバイス自体は、Hamachi クライアントを実行している必要がある
- LAN に物理的に接続されたネットワーク デバイスは、ゲートウェイ ネットワークのメンバーにアクセスするために Hamachi クライアントを実行する必要はない
アドレス指定
ゲートウェイ ネットワークは、アドレスに関しては LAN に円滑に統合します。 25.x.x.x アドレスはゲートウェイ ネットワークには使用できません。 代わりに、ローカル アドレス領域を使用します。